1階 5階
御祭神:大国主大神(幽冥主宰之大神)

この世は見えざる幽世(かくりよ)と見える顕世(うつしよ)からなり、この現実の世の幸せは幽世からの恩頼(みたまのふゆ)により与えられています。
古事記(712年)、日本書紀(720年)に物語れる神事では顕世は天照大御神、幽世は大国主大神が主宰となさると崇拝しました。
人は「霊止(ひと)」として霊的存在であり、大国主大神のムスヒ、幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)の恩頼による祖孫一貫の霊質を継承し、現身(うつしみ)の誕生があります。そして霊の蘇りを果たしてこの世の幸せを実現します。
「霊止」は死すれば新しい命を成らせられた大御祖神の坐す命の故郷幽世に帰り入ります(帰幽(きゆう))。

ご帰幽なさった御霊様とのお別れは口惜しい極みです。しかし、物事には始めがあれば必ず終わりがあります。大神の御許にあって恩頼を受け、命脈に結ばれるご家族、顕世で心縁で結ばれた人々の守護神として蘇り、子孫の追遠を受けて霊魂の安寧を得る事が出来ます。
人生の旅路の果てには大御祖神の大国主大神が主宰なさる幽世を我が家と祈り、ご先祖様との再会を喜び、楽しませていただきましょう。