お知らせ
2020年 6月 巫女日記
六月に入り蒸し暑くなってまいりました。本来であればこの時期になると当社では敷地祓が行われます。
敷地祓というのは祇園祭に先立って行われるお祭りです。祇園例大祭の御神幸時に大神様の御分霊を神山に奉戴して小倉の街を廻られるにあたり、北九州一帯のそれぞれの企業もしくは町内及び個人宅を、約一ヶ月に渡り一軒一軒訪れてその敷地を祓い清め、地域全体を清浄な地となして神山をお迎えする準備をします。また、あわせてお祭りの賑わいと皆さまの職域と家内安全を祈るお祭りです。
当社では御朱印を受けられた方に、数は限られていますが「疫病厄除」のお札をお渡ししております。
本殿裏のあじさいもほんのりと色をつけています。参拝される際は十分注意してお越しください。
~ことりのひととき~
最近では色々な問題が起きています。
コロナをはじめ政治、国際問題でみなさんが意見されています。しかし、すべてにおいて相手を思いやる気持ちが必要なのではないでしょうか。人間は一人では生きてはいけません。誰もが誰かを大切に思って生きています。今やマスクの着用、人との間隔をあけるよう注意することが呼びかけられています。
愛する人や家族でさえ抱きしめる事もできなくなるのはとても悲しい事ですし、目に見えないウイルスに怯える日々で段々気持ちも下がってきます。ただ思いやる気持ちだけでも伝われば、いくらか救われますね。その気持ちを大切にして日々過ごしていきたいものです。