軍馬慰霊祭
軍馬慰霊祭
八月二十五日 八坂神社正門横の公園に建立されている「軍馬慰霊塔」の前で、馬の御霊祭を行っています。
軍馬慰霊塔について
日清・日露戦争や先の大戦で、中国大陸に渡った多くの軍馬は、特殊な例を除きほとんどが帰国できませんでした。その馬たちの霊を慰めるため、八坂神社正門横の公園に軍馬慰霊塔 生馬神(いけうまがみ)の二基の塔が建立されています。この塔は、日露戦争に従軍し砲弾の中を馳駆した軍馬達の功績に感謝し、坪根金一氏の発願により全国からの浄財を募り4年をかけて昭和17年に建立されたものです。
慰霊祭の歴史
野戦重砲第六連隊所属の軍医を中心に、元兵士らによって営まれてきましたが、関係者の多くが鬼籍に入られ、現在は神社主催で毎年執り行われています。平成十二年からは、同連隊第四中隊「あかざの友戦友会」の主宰で行われた時期もありました。現在では、所縁のある方々が遠方より参列し、静かに営まれる慰霊祭となっております。


